2018-07-10 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
そして、平成十一年に、当時のWHO事務局長のブルントラントさんのリーダーシップによりまして、たばこと健康に関するWHO神戸国際会議が開催され、これが神戸宣言という決議に結び付いております。その後、健康増進法が施行されて、十六年に私ども受動喫煙防止対策指針を作ったのでありますが、基本的には全部一〇〇%禁煙という指針でありましたので、全く実効性が確保することができませんでした。
そして、平成十一年に、当時のWHO事務局長のブルントラントさんのリーダーシップによりまして、たばこと健康に関するWHO神戸国際会議が開催され、これが神戸宣言という決議に結び付いております。その後、健康増進法が施行されて、十六年に私ども受動喫煙防止対策指針を作ったのでありますが、基本的には全部一〇〇%禁煙という指針でありましたので、全く実効性が確保することができませんでした。
○参考人(井戸敏三君) 受動喫煙防止に対する歩みというのは、ある意味でたばこを吸われる人に対する挑戦でもあったわけでありますが、健康とたばことの関係というのが科学的に、原因がたばこであるということがかなり世界的な常識になり、そして、先ほど申しましたように、平成十一年には神戸でWHO神戸センターを中心として世界会議が開かれて、神戸宣言も出しました。